難削材の上手な削り方 金型材料
題名 | 著者 | レベル | 傾向 | キーワード | オススメ度 |
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難削材の上手な削り方 金型材料 |
狩野勝吉 | 初心者 | 実践・理論 | 切削加工 | ★★★★ |
出版社 | 初版発行年 | ISBN | 定価 | 入手方法 |
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日刊工業新聞社 | 2011年 | 978-4-526-06625-2 | 2400円+税 | 書店 |
内容と感想
金型材料の特徴,金型材料切削の特徴について記載されています.
金型材料は具体的には,高硬度鋼,プリハードン鋼,炭素工具鋼,合金工具鋼,高速度工具鋼などを指します.
切削についても,旋削,ドリル,フライス及びエンドミルと別章で記載されているのでわかりやすいです.
材料分類ごとの切削条件表も記載されているので,ひとまず削ってみるときには使えると考えます.
金型材料の切削をする人は,この本を持っているといいと思います.
92ページから107ページまで,エンドミル加工における壁面精度の話が記載されています.
ここのくだりは「難削材の上手な削り方 ステンレス鋼」よりも,この本のほうがわかりやすいです.