標準工学シリーズ 切削の理論と実際
| 題名 |
著者 |
レベル |
傾向 |
キーワード |
オススメ度 |
| 標準工学シリーズ 切削の理論と実際 |
菊地庄作,柳沢重夫 |
上級者 |
理論,実践 |
切削加工 |
★★★★ |
| 出版社 |
初版発行年 |
ISBN |
定価 |
入手方法 |
| 共立出版 |
1965年 |
|
480円 |
書店 |
内容と感想
かなり古いのですが,それがゆえに面白い部分がいくつかあります.
pp.17-20に切削抵抗の測定方法として,プロニーブレーキ(Prony Brake)を用いる方法や,EMS式切削試験機(切削抵抗によるたわみを液柱または空気マイクロメータで拡大する方法),SEM式切削試験機(切削抵抗によるたわみを機械的てこで拡大する方法)の話があります.
p.57ではSWC(Silver White Chip)切削法に,銀白切粉切削法という単語が充てられています.
pp.125-126には土井静雄先生が考案した旋盤性能の実用検査法が示されています.
この旋盤性能の実用検査法というのが,もともと何の文献に記載されているものなのかがよくわからないのですが,旋盤における主軸と工具の剛性について一定の指針を与えているように見えました.
わざわざこの本を買ってまで切削加工の勉強をする必要はないと思いますが,昔の切削試験法などを知りたい人には面白いと思います.