情報の入手難易度と価格
情報の入手難易度と,その価格が有償か無償か,という2軸を縦軸と横軸にとって表を作ると下表のようになります.
各項目内では上から下にかけて,入手難易度が高くなっていくようなイメージで作っています.
入手難易度:低 | 入手難易度:高 | |
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無償 |
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有償 |
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昔に比べるとインターネット経由で入手できる情報はかなり増えており,それによって「入手難易度:低,無償」の領域が広くなりました.
そのわりに不思議なのは,その領域にある情報を調べる人があまりいないことです.
どこで調べられるのかを知らないのか,論文や特許を難しいと思っているのかどうなのかわからないのですが,有用なのでもっと調べてみればいいのにと個人的に思っています.
しかしながら,このことからわかることは,公知の情報であっても,情報が見つからない,見つけられない,という状態があるということです.
その場合,たとえ公知の情報であっても,その情報が公開されて存在しているということを知っているかどうかが非常に価値を持つ場合があります.
例えば,検索すると数多くのページがヒットするけど唯一つのページにしか必要なことが書かれてないとか,ある現象についての説明が唯一冊の専門書にしか書かれてない,などです.
そういった情報は,結局は公知の情報なのですが,自分が必要とするときにしか見つからない上に非常に価値があります.
このWEBサイトがそんな感じのサイトにならないかなぁと思っています.
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