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最終更新日:2023年05月15日

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切削加工関連の規格(JIS,TES,TAS,MAS)

切削加工関連の規格などをまとめます.
ISO規格やJIS規格以外に,TES規格やTAS規格,MAS規格があります.
TES規格は,日本工作機器工業会による団体規格です.
TAS規格は,日本機械工具工業会による団体規格です.
MAS規格は,日本工作機械工業会による団体規格です.
JIS規格やTES規格は,WEBサイト上で確認できるため,本が手元にない状態でも確認出来て便利です.
JIS規格やTES規格のもととしてISO規格があるのですが,これは購入しないと読めません.
TAS規格とMAS規格も購入しないと読めません.
ここでは,JIS規格やTES規格,TAS規格で,どういった規格が存在しているのかを一覧にしてまとめます.


JIS(Japanese Industrial Standard)規格

切削工具


工作機械


ツールホルダ



その他


TES(Tooling and Equipment Standard)規格


TAS規格


日本規格協会で販売されています.

MAS規格


JIS規格をみていて勉強になったのは,工具系基準方式と作用系基準方式という考え方です.
ざっくり言うと,工具系基準方式は,工具を設計する立場から見た,工具の寸法諸元の取り方.
作用系基準方式は,切削現象の立場から見た,工具の寸法諸元の取り方.
ということになるのですが,この考え方は,切削工具を実際に使う際に頭に入れておいたほうがいいと思います.

JISでの用語定義を作成した経緯について,下記文献に記載があります.



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