切削加工の専門書と論文のリストとオススメ
最終更新日:2020年09月03日
Topページ > 工作機械の本

全体論的アプローチによる 
工作機械の利用学


題名 著者 レベル 傾向 キーワード オススメ度
全体論的アプローチによる 工作機械の利用学 伊東誼 中級者 実践 工作機械,自励振動 ★★★

出版社 初版発行年 ISBN 定価 入手方法
日本工業出版 2015年 978-4-8190-2710-6 3000円+税 書店

内容と感想

タイトルから記載内容がいまいち読み取りにくい.
「全体論的アプローチ」というのは「個別技術を分野横断的に眺めること」を指すらしい.
内容としては,工作機械の構造そのものというよりは,工作機械に関連する事項のいくつかに関して述べられている.
例えば,自励振動,工作機械の熱変形,インプロセス計測がある.
一番最後には,重心駆動などの工作機械に使われている技術に関して,細かい議論がなされており,そこが最も興味深い.