切削加工の専門書と論文のリストとオススメ
最終更新日:2020年12月21日

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測定工具関連の書籍のオススメ

寸法測定のための測定工具について書いてある本をまとめます.

よく使うのはスケール,ノギス,マイクロメータ,ダイヤルゲージです.
スケール,ノギス,マイクロメータは単純に寸法測定に使います.
ダイヤルゲージは,どちらかというと工作機械の主軸に取り付けて治具などの位置出しに使ったり,テーブル上に取り付けて工具や主軸の振れ測定に使ったりします.
この4種の測定工具の使い方は,「目で見てわかる 使いこなす測定工具 正しい使い方と点検・校正作業」に詳しく書かれています.
他には,測定機メーカのミツトヨが実施しているミツトヨ計測学院の「長さ測定べからず集」や,「目で見てわかる 測定工具の使い方」があります.
これらの本には,上記4種の測定工具以外に,ハイトゲージやブロックゲージ,パスなどの使い方も書いてあります.

寸法が直接測れないような場合は,測定できる部分の寸法を測定し,その結果から必要な寸法を計算することで間接的に求める方法があります.
そういった事例は,「でか版技能ブックス3 測定器の使い方と測定計算」に書いてあります.
大体,幾何学的な問題をどうやって解くか,というイメージに近いです.

他に持っていると便利な測定工具としては以下のようなものがあります.



話が逸れますが,プロトラクタの代わりになるスマートフォン用アプリが存在しています.
スマートフォンに入っている加速度センサを使って,スマートフォンの姿勢から角度を算出するようなアプリです.

あと,スケールは床に落としたりすると拾うのが結構難しいので,端部をあらかじめ曲げておくと拾いやすいです.



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