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最終更新日:2024年12月22日

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任意断面を持つ段付き片持ち梁の固有振動数計算(計算機能あり)

固有振動数計算手法は「段付片持棒の共振周波数について」に記載されているものを少し修正しています.
軸方向の途中で断面形状が1回変化する,段付き片持ち梁の固有振動数を1次から3次まで計算します.
任意形状に対応するため,面積と断面二次モーメントを入力する必要があるので,それは各自で計算したものを入力してください.
ここでの面積と断面二次モーメントは,片持ち梁を軸方向に垂直な平面で切断したときの切断面の面積と断面二次モーメントを指しています.
計算範囲は1Hzから50kHzまでで,計算分解能は1Hzです.

表 段付き片持ち梁の寸法と材料特性の入力

項目 固定端側 自由端側 備考
長さ
(mm)
面積
(mm2)
断面2次
モーメント
(mm4)
ヤング率
(GPa)
真鍮:103
鋼:210
アルミ:71
チタン:110
耐熱合金:205
超硬合金:550
密度
(g/cm3)
真鍮:8.39
鋼:7.85
アルミ:2.80
チタン:4.43
耐熱合金:8.19
超硬合金:14.5



表 計算結果
項目 固定端側 自由端側
各部質量
(kg)

全体質量
(kg)

1次の
固有振動数
(Hz)

2次の
固有振動数
(Hz)

3次の
固有振動数
(Hz)

*質量の計算結果は1g単位を最小の表示単位としています.
*固有振動数の計算結果が「-1」と表示される場合,周波数の計算範囲つまり50kHzを超えています.

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