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最終更新日:2022年11月23日

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切削加工関係の学会3つの比較

切削加工関係の学会は,日本機械学会と精密工学会,砥粒加工学会の3つだと思います.
ここでは,その3つの学会の比較をします.

表 3つの学会の情報比較
(全体が見えていない場合は横スクロールしてください)
名称 日本機械学会 精密工学会 砥粒加工学会
法人の種類 一般社団法人 公益社団法人 公益社団法人
設立年 1897年 1933年 1957年
会員数
(正会員+学生会員)
34,580名 4,362名 1,080名
賛助会員 691 233 162
入会金
(正会員)
1,000円 500円 1,000円
年会費
(正会員)
12,000円 12,000円 8,000円
分野 22の分野 ものづくり 精密加工
学会誌 日本機械学会誌 精密工学会誌 砥粒加工学会誌
論文のWEB閲覧方法 J-STAGE, CiNii J-STAGE, CiNii J-STAGE
論文投稿などの
基本事項以外の
会員サービス
研究発表講演論文集アーカイブの閲覧
本の割引
CAD利用技術者試験の受験費割引
レンタカーの割引など
論文閲覧
英文校正の割引
精密工学基礎講座の閲覧
講習会テキスト閲覧など
特にない?
マイページの有無 あり あり なし

*日本機械学会が2020年4月16日付,精密工学会が2020年1月31日付,砥粒加工学会が2019年10月15日付に公開した情報をもとに,会員数を記載しています.

日本機械学会はカバー分野が広いだけに,会員数が非常に多い.
ただし,日本機械学会の生産加工・工作機械部門に登録している人数は約3000名くらいらしいので,切削の分野に絞れば精密工学会のほうが人数は多いのかもしれません.
砥粒加工学会は比較的最近に論文のWEB閲覧が可能になりました.それまでは学会誌を購読していないと論文が読めなかったので,非常にめんどくさかったです.

どの学会に所属するのがいいのかといった優劣に関しては,よくわかりません.
学生だったら,自分が講演論文を発表する学会に入会しないといけないと思います.
しかしながら,どこの学会で発表するかは教授の指示によると思うので,自分で決められないのではないでしょうか.



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