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最終更新日:2024年09月29日

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切削条件計算用の計算尺

現代においては切削条件の換算には電卓や,スマホのアプリを使うことが多いです.
NCプログラム内に換算式を事前に埋め込んでおく方法もあります.
昔は切削条件の計算尺を使っていましたが,最近は見ないです.

とはいえ,計算尺そのものに興味があったので,計算尺を作ってみることにしました.
計算尺の理屈をなんとなく勉強して「対数を使う」ということだけ理解して作ったので,実際の計算尺とは違うような気もします.
以下のPDFのリンクから,作成した計算尺がダウンロードできます.
それぞれのPDFの1ページ目が計算尺,2ページ目が使い方の説明になっています.

切削条件計算尺1
これは,回転数を滑尺とし,工具径と切削速度,1回転あたりの送り量と送り速度の2組を固定尺としています.
印刷してハサミで切ってもらえば一応使えると思います.
問題として切削速度が端数になっていて読み取りにくいことが挙げられます.
たぶん,数値の値と表示位置をずらしてやればいいのだと思うのですが,それだと回転数のほうが端数になってしまいます.
修正方法を思いついたら,また修正したいと考えています.

切削条件計算尺2
これは,半径方向切込み量から,食いつき角と離脱角,切取り厚さを算出するための計算尺?です.
滑尺がないので印刷したら,そのまま使えます.
こちらは可動部分がないので計算尺ではなく,ただの図ではないか,という気がしています.
とはいえ,これはこれで使いどころはあるかと考えています.
この種類の計算は関数電卓がないとできないので,図で簡易的に計算できるのは面白いのではないかと考えています.

切削条件計算尺3
切削条件計算尺2から図の要素を削除したものです.
切り取り厚さと半径方向切込み量の関係性を示すのに半円はなくてもよいのではないか,と考えて作成したものなので,基本的な要素は切削条件計算尺2と同じです.
半円がない分,初めて見る人には意味が分からないと思いますが,使い方がわかれば使うのは簡単だと思います.
ブラウザ上だと,表示設定の関係で小さく見えるので,ダウンロードして引き延ばして使ったほうがいいと考えます.

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